「街に光あり」⾥⼭⾥海が繋がり、優しい煌めきを放つ
台南に長く泊まってみると、この街の日常から溢れ出す詩的雰囲気が感じられてきます。文化はここで根付き、歴史もここで重ねられていきます。些細なものすべてが光となり、悠久なる話として台南という街の中で残り伝わっていきます。
台南府城はかつて「鳳凰城」ともよばれていました。所々に鳳凰木(ホウオウボク)が植えられたことばかりでなく、清代に貿易が栄えた五條港地域の地形は、翼を広げて高く飛ぼうとする鳳凰に似ているからでもあります。21世紀に入ってから、台南の玄関口は臨海の港から高速鉄道の駅に移り変わってきましたが、高鉄ランタンエリアこそがこの門戸の広い空間に位置します。「府城の豊かな人文、自然、産業の華やかさを表そう」として、五條港の路線に沿って展示ルートを計画し、台南の輝かしい歴史の記憶を辿り、この街の眩しいきらめきを感じさせようとしています。
街には光あり展示エリア
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1《塩田の煌めき》-游文富本作品は台南の塩田から発想を得たものです。白く染めた幾万本もの竹串を用いて、直径50メートルの真っ白な塩田を作り出し、台南七股沿岸のレジャー農業ならではの独特な光景を再現しました。色鮮やかな空の輝きが塩田の海面に映し出され、果てしない空が広がっていきます。
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2《生き生きとした瞳》-陳怡潔× スタジオM私たちは皆、生まれ落ちた時から大地の光を追いかけ始め、生き生きとした目でこの世界を探り続けてきました。この作品は台南を起点にして、大地を観察する様々な視点を探求しようとしています。過去と現在、自己と他者を観察する美しい眼が、入り江に集い、移り変わる時代を通り抜け、現代の共感的な生命の光に集約されています。
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3《光の粒の舞》-ASML『光の粒の舞Drop of Light』はマルチメディア・テクノロジーを駆使した演出で、ASMLのエンジニアとオランダの芸術家ジス·ファン·バンによって作り上げられたものです。水のしずく、ライト、紫外線レーザーなどの素子を活用し、プロジェクションマッピングや、アニメーション、精密な数学演算などの技術と組み合わせて、魔法のような光の世界を再現しています。
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4《アウトドア シアター #4 フォトンパワー》-大声光電光と影と音によって風、地熱、海の特色を表現しながら、観客のスマートフォンのLEDライトを相互作用の媒体として使用した、光と音のショーが建物全体に展開します。人とエネルギーとの共生関係を強調し、グリーンエネルギーの豊かな未来を描き出したのです。
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5《神々の門》-林俊廷本作品は「神々の都」をテーマに、台湾人に親しみ深いお廟の神々様をAR技術によって観客の目の前に招き迎えてきます。まるで時空を超えたかのように、神々様や縁起の良い龍などが現れ、共に「台南400年」の今と昔を旅することができます。
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6《光と思い出の路地裏》-Hozen Studio路地裏は台南の様々な記憶が凝縮された特殊な空間でありますが、この作品は曲がりくねった光の垣によって古都・台南府城の路地裏のイメージを構築するものです。緑に覆われ長い年月の痕跡が刻まれていたり、新しくきれいに修復されていたりします。路地裏を通り抜けてゆく光の動きは、街の中で繰り広げられる活動や、歳月、文化、そして歴史の足跡を演出しています。
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7《一輪の花は一つの世界》-仏光山「一輪の花も一つの世界、一枚の葉っぱも如来の如く」という仏教の教えをコンセプトとし、光環境や、ライトボール、AR 技術などを活用して三千大千世界を表現します。作品の中に身を置くと、禅を感じられ、身も心も清められてくるでしょう。花や葉、砂、埃など、この世にあるものすべてが一瞬にして私たちの考えを変えさせて、悟らせることができのです。
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8《光の田畑》-日目247Visualartこの作品はアートを通じて台南の豊穣の光景を再現し、豊かに実る金色の稲穂が土地をキラキラと輝かせる景色を演出します。『光の田畑』の中央には農耕を司る神「神農」の乗り物「麒麟」が鎮座しています。麒麟は、龍の顔と牛の尾をもち、天候の順調と五穀豊穣を象徴する動物です。
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9《神々の神殿:鳳凰木》-范承宗范承宗氏はよく大型インスタレーションで神話や儀式の様相を再現します。そして今回は、鳳凰木(ホウオウボク)の花の視覚的魅力と象徴的意味にひきつけられたといい、独特な造形によって人々がふと足を止めて中を通り抜けたくなる、セレモニー感あふれる作品を作り出しました。鳳凰木の花言葉のように、強い思いと燃えるような青春はすべてこの場に集まってきます。
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10《∞インフィニティー・キューブ》-UxU Studioこの作品は古都・台南府城から発想を得たものです。鏡面装置や流れる光によって演出した光と影の様々な変化が、想像に満ちた現代の街のイメージを具現化しました。「水に起源をもち、水によって生まれ育ち、水と共に存在する」台南の姿を語り、さらにこの街と民衆たちとの集合的記憶を再構成するのです。
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11《波の輝き》-UxU Studio建城以来、台南の水路と運河はよく知られてきて、街に繁栄と美しさを与えつつ、台南人の生活の重要な部分になりました。この作品は、四百個の半球型のミラーとソーラー照明を組み合わせたもので、台南の400年にわたる時空の結晶を意味しています。それを囲んだ海や川に波がキラキラと光って、城を守る堀のように、台南の次の百年を守り続けていくというイメージが作り出されています。
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12《成長のカタチ》-蔡宜婷この作品は台南のうららかな陽光のイメージから着想を得たもので、フラクタルアートとライトの表現力を活用して、超現実的な空間を作り出そうとしています。各構造体は命の躍動と活力を象徴しており、台南の自然や農業、環境が変化しつつある成長のエネルギーを感じさせようとしています。
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13《ゆらゆらと立ち上る》-国立台南芸術大学 建築芸術大学院 Bグループ台南の至るところで見られる数多くのお廟は、信仰の場ばかりでなく、生活と芸術の場ともなっています。お廟は、建築工芸の華やかさはともかく、神明様の前に吊り下げられた渦巻き線香は欠せないものであります。これは、すべてのことが円満であることを象徴していて、神明様からの加護を絶えずに受けられますよう祈る意味も含んでいます。この作品は、発光素子によって作り上げられた大型の線香の森であり、この森に入った人々の代わりに敬虔な心と無病息災の願いを伝えていきます。
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14《光の森》-曾瑋、王瑞亨台南は紡績業の重要な地域であり、イノベーション力を絶えずに世界に示してきました。例えば、魚の鱗やバイオ素材などを用いた機能性素材やスマートテキスタイルの開発なども、産業の未来を先取りする技術だと言えます。この作品は、台南を輝かせた紡績業をテーマに据え、軽量繊維とマーキング工法を組み合わせて、織物の森を作り上げています。これは台南の紡績業が森のように盛んに生い茂る様を象徴しています。
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15《山と海の間》-Peppercorns Interactive Media Artこの作品は台南の長い歴史の流れの中に交差する時間軸を象徴しています。流れる水のような歳月は、砂や石に海岸と山の稜線を刻み込み、古都府城の山と海の間の変遷の証になります。透明なLEDスクリーンやチューブライトなどを活用して、山と海の間に広がる豊な平原の景色を再現しています。この空間の中で、台南の里山や里海の変化に富んだ様々な風景を楽しめるでしょう。
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永華市政センター 708201 台南市安平区永華路二段6号|代表:886-6-2991111
民治市政センター 730201 台南市新営区民治路36号|代表:886-6-6322231
24時間市民サービスホットライン:1999(台南県外からは06-6326303まで)
民治市政センター 730201 台南市新営区民治路36号|代表:886-6-6322231
24時間市民サービスホットライン:1999(台南県外からは06-6326303まで)
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更新日期:113年10月8日
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